Funny Hearth 襖絵プロジェクト 瀬川祐美子

瀬川祐美子

東京藝術大学大学院修了。2019〜2020年ミュンスター美術大学Guest student。知覚された景色が身体を通って感情や行動となる過程や心の動きそのものに関心を寄せ、絵画を制作。2012年東京藝術大学安宅受賞、2014年第32回明日をひらく絵画上野の森美術館大賞展賞候補、2016年第一回佐藤一郎賞受賞、2017年、Artists in FAS (藤沢市アートスペース)選出。2019年ポーラ美術振興財団在外研修生。

【作家コメント】
もとは光や輝きをテーマにした展覧会のために制作した作品でした。外から照らしてくれる光もあれば、内側から心を照らしてくれる光もあると思います。ここでは特に、自分が励まされた記憶や温かい感情が、掌や胸の内から外へ広がるようなイメージを作品に込めました。ふすまというフォーマットに合わせて、暗闇から光がはじけて広がっていく様子を表現しました。