天牛美矢子
京都市立芸術大学大学院修了。2014年Royal College of Art交換留学生。古今東西の物語に興味を持ち、布や革などを主な素材として物語性のある独自の世界観を表現する。主な個展に「Propagareの悪魔」(COHJU contemporary art、京都、2022 )、グループ展に、「将来を期待される若手染織作家展 染の広角 染の鋭角」(染・清流館、京都、2017)、「京都新鋭選抜展」 (京都文化博物館、京都、2016)など。3331 Art fair 2019山本敦子賞受賞。
【作家コメント】
今回はキャンプ場が舞台となるので、山や森をテーマにしたものにしようと考えました。この作品は「のけ者たちの夜」というタイトルで、山の中に潜む不思議な存在について感じてもらおうと、のけ者たちが居場所を求めてさまよっている様子を描いています。全体的には暗い雰囲気もありますが、彼らを包み込む、山や森の優しさも表現しました。