パブリックアート
《F = mgrsinθ (F = support medium)》
松井照太
パブリックアート
《F = mgrsinθ (F = support medium)》
松井照太
2024年
5G X LAB OSAKA
大阪
作家:松井照太
クライアント:株式会社ロボリューション
アートコンサルティング:コダマシーン(増井辰一郎)
- アートコンサルティング
- マネジメント|コーディネーション
自然とテクノロジーの共存をイノベーションの現場に
大阪に位置する、先端技術を活用したビジネスの支援拠点・ソフト産業プラザ。そこに開設されている5G X LAB OSAKAのリノベーションに伴い、松井照太の作品を提案・設置しました。河原などで拾った石をアクリルに閉じ込めるという手法の松井作品を通して、自然とテクノロジーの共存を感じさせる空間を演出。5G等の先端技術を使った新事業の創出を行う場に、アートの創造性を組み込みました。
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大阪市、ソフトバンク株式会社、およびAIDOR共同体が「5G関連ビジネスの創出に関する連携協定」に基づいて開設した5G X LAB OSAKA。そのリノベーションに伴い、アート作品を導入したいという要望に応え、増井辰一郎がアーティスト松井照太の作品を提案、設置に至りました。「関西・大阪に、事業者向けの5Gをテーマにしたビジネス支援施設を開設する」という構想から始まり、5Gを活用した未来社会を体験できる最先端技術の製品・サービスが集結する5G X LAB OSAKAという場所。そこに、石という自然物とアクリルという人工物を融合させた松井の作品を設置することで、自然とテクノロジーの共存を感じさせる空間を演出しました。
大阪出身のアーティストの作品を通して、地域の生活者とテクノロジー、そして自然がシームレスに繋がっていくイメージを想起させ、新しい道を示唆するアートの力を取り入れました。
松井照太
1994 年京都生まれ。京都を拠点に制作活動中。2018 年京都市立芸術大学彫刻専攻卒業。石の自然美や重さに興味を持ち、作品の中に無加工の石をそのまま取り入れる立体作品を中心に制作。最近は室内での石の鑑賞を広めようと壁掛けの作品を展開。制作において、石を観賞する水石のように作品中の石がどう映るかを意識し、伝統や形式のある水石に対して現代のマテリアル(樹脂やガラス等の製品)を使い新たな角度から石を愛でる。石の重量が増すごとに支持する事が難しくなり、作品の制作難易度が上がるため、ヤップ島の石貨や秤量貨幣を参考に石の重さで作品価格を決めている。
主な個展
「宙をゆく。」(haku kyoto/京都/2022)
「Macguffin – 変転するイメージ -」(Gallery TOH/東京/2021)
主なグループ展
「伝統のメタボリズム~見立て~」(SHUTL/東京/2024)
「ATAMI ART GRANT」参加展示(薬膳喫茶 gekiyaku/熱海/2021)
「ウィルへルミーの吊り板」(MEDIASHOP/京都/2020)



