芸術祭
上海都市空間アートシーズン2019
芸術祭
上海都市空間アートシーズン2019
2019年
毛麻倉庫
上海
アーティスト:程然/冯晨/管怀宾/郝经芳&王令杰/何翔宇/胡为一/刘诗园/刘毅/邱加/施海/施政/汤杰/杨牧石/杨圆圆/袁松/张如怡/毕蓉蓉/殷漪
クライアント:上海市政府/杨浦区政府
アーティスティック・ディレクター:北川フラム(アートフロントギャラリー)
アートマネジメント:増井辰一郎(コダマシーン)
- マネジメント|コーディネーション
上海の芸術祭でアーティスト選定から展示空間デザインまで包括的な支援を提供
上海都市空間アートシーズン2019にて、中国人アーティスト18人の展示レイアウトおよびアーティストとの交渉を増井辰一郎が担当しました。この芸術祭のアーティスティック・ディレクター・北川フラムが代表を務めるアートフロントギャラリーから要請を受け、毛麻倉庫エリアの構成やサイン計画など、展示空間を包括的にマネジメントしました。作品の見せ方から施工監理、さらにはアーティストとのコミュニケーションなど、展示を実現するために必要な強力なサポートを提供しました。
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上海都市空間アートシーズンは、地域の再開発を狙ったトリエンナーレです。会場は、北川フラムが統括するアートエリアと、同済大学の教員による建築エリアから構成されます。増井辰一郎は、アートフロントギャラリーとの協働のもとで、毛麻倉庫エリアでのアート展示の構成やサイン計画を包括的に監督しました。
増井は、アーティストの選定の段階からプロジェクトに関与し、中国人アーティストを数人提案。その提案から、杨牧石の参加が決定しました。さらに、窓から差し込む光やメディウムの性質に応じて、中国人アーティスト18人の作品を適切にレイアウト。作家とのコミュニケーションを取りながら、施工会社とともに展示空間を作り上げました。自然光を浴び、通常の美術館とはすこし異なる空間で作品が浮かび上がります。
さらに観客の体験を向上すべく、点照明を各所にちりばめて動線を明示化。同時に、劇場に足を踏み入れたかのような期待感を演出しました。また、増井は、スケッチ案をもとに、インフォメーションセンターの設計も担当。必要な機能を精査した上で、展示空間に馴染む構造に仕上げました。
アーティストの選定から現場での施工監理まで、コダマシーンの増井がプロジェクトに伴走。アート作品を効果的に見せるレイアウトのみならず、実務面での必要性に対応する柔軟さで芸術祭の実現をサポートしました。









