森山 茜
《スペクトラム》
ナイロン

2021年
TOKYO TORCH 常盤橋タワー
東京

クライアント:三菱地所株式会社
企画・ディレクション:コダマシーン
プロジェクトメンバー:中原崇志(デンバクファノデザイン)、角尾 舞
アシスタント:園部達理
テクニカル:HIGURE 17-15 cas
PR :小池美紀(HOW)

撮影:太田拓実

制作:進弘産業

  • アートコンサルティング
  • キュレーション|企画
  • マネジメント|コーディネーション

森山は、ときにテキスタイルそのものから専門家と一緒に開発し、いままでに見たことのないような造形物を作り出します。建築を学び、そのマインドをもって創造に臨む森山の作品は、確かにまるで光と空気でできた建築物のようです。
今回は張りのあるメッシュを素材に使い、12メートルにもおよぶ作品を制作しました。京都の染色職人の工房と協働し、青から黄色、オレンジへと移ろう美しいグラデーションを実現しています。やさしい光がそこにとどまっているような不思議な存在が、常盤橋タワー3階の空間に浮かびます。

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森山 茜

【略歴】
1983 佐賀県生まれ。ストックホルム、スウェーデン在住。
2008 京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科(博士前期課程)建築設計学專攻修了
2010 コンストファック芸術大学テキスタイル学科修士課程修了

主な作品
「〇邸のカーテン」、京都
「Cubic Prism」、テキサス州オースティン
「枚方T-SITE のカーテン」、大阪

主なグループ展
2016 「KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭」、茨城
2014 「Techne,n.: A Convergence between Art, Craftsmanship and Architecture」
    デンフリー美術館、デンマーク

主な受賞
2016 Curtains コンペティション ファイナリスト
2015 ストックホルム市文化奨励賞