品川 亮
《白椿》
和紙に顔料、墨
、膠、金箔、木製パネル

2021年
TOKYO TORCH 常盤橋タワー
東京

クライアント:三菱地所株式会社
企画・ディレクション:コダマシーン
プロジェクトメンバー:中原崇志(デンバクファノデザイン)、角尾 舞
アシスタント:園部達理
テクニカル:HIGURE 17-15 cas
PR :小池美紀(HOW)

撮影:太田拓実

  • アートコンサルティング
  • キュレーション|企画
  • マネジメント|コーディネーション

品川の絵画は、金箔を使った伝統的な障壁画のスタイルを踏襲しながら、一部抽象的な形を入れて、デザイン的な要素を強く打ち出しています。白い花が一筆書きのようになっているのがわかるでしょうか。ここには、スプレーペイントで描かれるグラフィティのようなカジュアルでスタイリッシュな味わいも感じられるでしょう。
このように、品川が取り組んでいるのは確かに新しいタイプの日本画と言えますが、また改めて振り返ってみると、このようなデザイン性は琳派など伝統的な日本の美意識に沿ったものでもあるのです。

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品川 亮

【略歴】
1987 大阪府出身(香川県生まれ)。
   現在は京都を拠点に活動。

主な個展
2021 「LANDSCAPE」 oil by 美術手帖ギャラリー、東京
2020 「Nature’s first green is gold,」銀座 蔦屋書店、東京

主なグループ展
2020 「紫幹翠葉」明治神宮ミュージアム、東京
2020 「VOLTA New York」East Metropolitan、ニューヨーク、アメリカ

企業コレクション
株式会社ZOZO、千葉
タイガー魔法瓶株式会社、大阪
ユニバーサルミュージック合同会社、東京
和久傳、京都
下鴨茶寮、京都